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A small planet小さな希望の惑星 Since 2005
シュタイナー学校に通っていました。今はベルリンに住んでいます |
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水道管と情報ダイエットの話 僕はデジタルもアナログも両方好きです。アップルの信者であることや、プログラミングをかじっている事からデジタル主義と思われている一面もありますが、基本的にはどちらも使います。双方の良さを理解した上で使っているので、片方に絞り込むことは無いと思います。
スマートフォンの爆発的ヒットから、2011年はスタートアップ元年と呼ばれ数多くの会社が誕生しました。デジタルメディアが存在感を強め、多くの起業がFacebookページやTwitterアカウントを開設し、自分も含めて多くの人の暮らしにインターネットがより深く入り込んだのではないでしょうか? 結果としてインターネットではアクセスできる情報が急激に増え、言わば洪水のように自分の頭にニュースが飛び込んでくる自体が起きています。友達が読んだ記事、有名人がつぶやいた言葉、企業トップの発言を報じる旧メディア... リアルタイムにありとあらゆるソース源から飛び込んできます。テレビと同じ、極めて受動的な形で情報が入ってきてしまっています。 そんな中、大学でお世話になっている先輩がある日、Twitterを含むソーシャルネットから姿を消したのです。理由を聞くと、ネットの情報からある程度距離を取って「情報ダイエットをする」との事でした。その後の話では、生産性が上がり、時間をより有効的に活用しているそうです。 僕が思うに、インターネットではアクセスできる情報が急激に増えた結果、言わば洪水のように自分の頭にニュースが飛び込んでくる自体になっています。友達が読んだ記事、有名人がつぶやいた言葉、企業トップの発言を報じる旧メディア... リアルタイムにありとあらゆるソース源から飛び込んできます。テレビと同じ、極めて受動的な形で情報が入ってきてしまっています。 道具として欲しい情報にアクセス出来るのは素晴らしいけど、流れが強く情報量が多いので簡単に飲み込まれてしまいます。使い方を考えて、自分なりの距離の取り方が重要なのだと思います。 話は変わりますが、「蛇口を捻って、シャワーを浴びる」この一連の行動を、最近気に入っています。蛇口を捻って温度を調節する、「手の動き」に面白味を発見したのです。水道の蛇口の癖を理解した上で、自分の狙った温度にするまでの間の"誤差"がとても好きです。アナログの物質を触る感覚、力の反発を受ける感覚、これらはアナログに存在する良さだと感じています。Facebookのログインボタンを強く押しても、力を弱めても結果は変わりません。 写真もデジタルになっても撮るものがアナログな限り、思った通りに上手くいく事はそれほど有りません。その対象を理解した上で、使ってこそ面白い物が生まれるのです。だからこそ、手の感覚に馴染む、使い古した時の記憶が宿るアナログな物に魅力を感じるのではないでしょうか? 取り留めのない文章になっていまいましたが、シャワーを浴びた後ネットを繋がず「ブログに載った時の事を考えながら」書いてみました。自分の時間の価値を考え続けている今日この頃... 正月が過ぎ、写真が残ったこの正月は足を伸ばして、嵐山に行った。京都の古い町並みを堪能しながら、本物に出会った。美しい街並み、美味しいお抹茶、見たことのない路地裏の世界。大阪と神戸も行ったが、京都では新しい発見が数多かった。嵐山の渡月橋、北野天満宮、二条城... 昔訪れた場所も新鮮に感じた。 自分を取り巻く環境が変われば、日常が変わって見える。自分の思考、興味が別のものに移ると同じ路地も違い顔を見せる。世を見る切り口が増えるのはいいことだと思う。自分の内に存在するものが、外界と混じり合う事で新しい発見がある。自分の撮った写真を見れば、その時の考えが手を取るように分かる。だから、面白い。 写真の撮り方もだが、センスのイイ物。面白いと惹き付けらる物が変わったと、自分が気がつく瞬間が一番面白い。自分が面白いと感じた事を人にシェアーするのは気持ちがいい。共感を得るものもあれば、新しい視点が見つかるときもある。本、アート、音楽、作品、人、思考、シェアーできないものはない。自分の価値観と、相手の価値観が重なった時に「共感」が生まれる。それがまた、面白い。
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